世界各国で食べられている魚の種類・魚料理
海外旅行で食べられる世界各国の魚料理、魚の種類がひとめで分かる一覧。人気の食用魚から歴史的な背景のある魚まで幅広く紹介。
魚の種類
世界中では多種多様な魚が食べられており、海外旅行では現地ならではの料理を楽しむことができます。
ヨーロッパ
- ニシン(ヘリング)
- タラ(ハドック)
- イワシ
- トラウトサーモン
- ウナギ
ヨーロッパでは古くからウナギが食べられていたことが知られています。 また漁業が確立され、塩漬けが一大産業となったタラやニシンは、今でもヨーロッパ各地で食べられています。 太平洋に面するポルトガルではイワシ料理が定番。 地中海沿岸では多種多様なシーバス料理が楽しめます。
北欧
- サーモン
- ニシン
- タラ
- オヒョウ(カレイ科)
- カラフトシシャモ
ノルウェーではアトランティックサーモンやサーモントラウトの養殖が盛んで、北欧ではステーキやスモーク、スープでよく食べられています。 またニシンやタラを中心とした白身魚が定番で、カレイ科の大型魚であるオヒョウも定番。 アイスランドではカラフトシシャモの漁業も盛んです。
北米
- サーモン
- シーバス(スズキ)
- イエローパーチ
- カジキマグロ
大西洋側で採れるアトランティックサーモン、太平洋側に生息しキングサーモンの名で知られるスプリングサーモンなど、グリルからステーなどの各種料理や燻製ではサーモンが人気。 白身魚のシーバスやカジキマグロも定番です。 また北米の湖などで釣れるイエローパーチは美味な魚として人気があります。 アメリカ南部ではナマズなども食べられています。
東南アジア
- ティラピア
- ナマズ
- 雷魚
- フエダイ
- ミルクフィッシュ(サバヒー)
東南アジアでは海で採れる魚以外に、淡水・汽水域の魚が食用になっています。 一般的な白身魚としてよく料理で使われているのは、タイではプラーニンと呼ばれるティラピア。 またマレー語ではトーマンと呼ばれる雷魚も白身魚として市場に並んでいます。
中南米
- サーモン
- メロ(マジェランアイナメ)
- ペスカーダ
- イワシ
- サンピーター(ティラピア)
チリやペルーなど太平洋沿岸ではサーモンの養殖が盛んで、世界中に輸出されています。 アルゼンチンでは、以前は日本で「銀ムツ」と呼ばれていたマジェランアイナメ(メロ)も売られています。 ブラジルではペスカーダやサンピーターなどの淡水魚も定番。
ハワイ
- マグロ(アヒ)
- シイラ(マヒマヒ)
- サーモン
海に囲まれたハワイでは魚がよく食べられています。 ハワイ語ではアヒと呼ばれるマグロやサーモンは、生のまま醤油などの調味料に漬けたポキは定番のローカルグルメ。 ポキをご飯にのせたポキ丼は、気軽に食べられる人気料理です。 またハワイ語でマヒマヒと呼ばれる白身魚のシイラは、グリルやソテーはもちろん、ハンバーガーにしたマヒマヒバーガーも人気。
魚料理
日本では寿司のように生で食べることも多い魚は、世界各国でみるとまだまだグリルやソテーなど熱を通して食べるのが一般的です。
料理の種類
- グリル
- ソテー
- フライ,フリッター
- 煮込み
- 寿司
- 天ぷら
イタリアの魚料理
- アクアパッツア
- カルパッチョ
海外旅行で人気の魚料理
- フィッシュ&チップス
- ニシンの塩漬け
- ポキ丼(漬け丼)
- バカリャウ(バカラオ)
イギリスや北米で人気のフィッシュ&チップスは、様々な種類の白身魚が使われています。 アムステルダムの街角でも食べられるニシンの塩漬け、ポルトガルなどでは定番の鱈(バカリャウ)のコロッケも定番。 ハワイではマグロやサーモン、タコなどのシーフードを使ったポキ丼(漬け丼)が人気です。
日本で買える魚の缶詰
- アンチョビ
- ニシンの塩漬け
- シュールストレミング
- オイルサーディン
日本ではアンチョビの呼び方でおなじみのカタクチイワシは、ピザやパスタの具材としても有名。 スウェーデンでは、ニシンの塩漬けがシュールストレミングと呼ばれ、独特の風味がある缶詰として知られています。 イワシのオイル漬けであるオイルサーディンは、イギリスなどから輸入されています。