JR東日本は、2020年3月14日(土)ダイヤ改正で「特急あずさ」の一部列車で運転区間と停車駅を変更する。
E353系の特急あずさ”
特急あずさは、JR中央本線、JR篠ノ井線、JR大糸線などを走る特急列車で、東京と山梨県、長野県を結んでいる。
2020年3月14日のダイヤ改正では、これまでJR大糸線の南小谷駅(みなみおたり)まで直通していた千葉駅発の下り「あずさ3号」を松本行きに変更し、新宿駅発の「あずさ5号」を南小谷行きに変更する。
千葉駅始発となる改正後の「あずさ3号」は、大月駅まで富士急行線の河口湖駅まで直通する「特急富士回遊3号」を併結する。
上り列車では、南小谷駅始発だった「あずさ44号」を松本駅始発に変更し、「あずさ46号」を南小谷駅始発の新宿行きに変更する。 新たに「あずさ44号」 は大月駅から「特急富士回遊44号」を併結する。
千葉・新宿~大月駅間で併結する「富士回遊3号」と「富士回遊44号」は、今回のダイヤ改正の増発分。
また一部の「特急あずさ」が、山梨県内の大月駅、塩山駅、山梨市駅、石和温泉駅、韮崎駅、長野県内の富士見駅、下諏訪駅、岡谷駅、塩尻駅を停車駅とする。
2019年3月のダイヤ改正では山梨県内、長野県内のこれらの駅を通過する特急列車を増やしていたが、地元からの要望を受けて再び停車する列車を増やした。
プレスリリース: 2020年3月ダイヤ改正について (PDF)