ワンワールドに加盟する香港の大手航空会社、キャセイパシフィック航空(CX)とキャセイドラゴン航空(KA)は、2020年3月に香港=日本路線で大規模な運休を実施する。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要低下や各国の入国制限による影響で、 今後の状況や日本政府当局の入国制限により、スケジュールはさらに変更になる場合もあるとしている。
2020年3月9日(月)から3月28日(土)まで運休するのは、福岡=香港線(キャセイドラゴンが運航)、名古屋(中部)=香港線、札幌(新千歳)=香港線、東京(羽田)=香港線における全便。
2020年3月13日(金)から3月28日(土)まで運休するのは、成田=香港線、関西=香港線、成田=台北線、関西=台北線で、台北路線はどちらも台北の台湾桃園国際空港を経由して香港を結んでいる便。
キャセイパシフィックが運航する日本路線では、同じワンワールドに加盟するJAL(日本航空)が一部便でコードシェアを実施している。
日本=香港間の渡航については、香港側では「日本等からの旅客(香港居民及び非居民)について,可能な限り入境後14日以内は家の中に留まること,外出時にマスクを着用すること等を提案」している。また香港政府衛生署は3月6日、 「3月8日午前0時から香港国際空港から入境するすべての旅客に対して、健康カードの記入を求める」旨を発表している。
また日本側では、「香港及びマカオ並びに韓国に対する査証免除措置を停止」している。
お知らせ: 日本発着便をご利用予定のお客様へ 最終更新日: 2020年3月8日 9:45 日本時間 (GMT+9)
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