スペインの大手航空会社で同国のフラッグキャリアでもあるイベリア航空(IB)が、2016年10月に日本-スペイン間の直行便を新規開設することを発表しました。
成田-マドリード線の運航を2016年10月19日から(マドリード発は10月18日から)開始する予定で、日本とスペインを結ぶ直行便をとしては17年ぶりとなります。
フライトスケジュールは成田発のヨーロッパ路線としては一般的な午前出発。マドリードには同日の夜6時過ぎに到着します。
週3往復での運航で、成田発は月水土、マドリード発は火金日の設定です。
運航機材にはエアバスA332型機を導入。ビジネスクラス19席、エコノミークラス269席の2クラス制、全288席となります。
便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 曜日 | 飛行時間 |
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IB6800 | 成田 11:20 | マドリード 18:20 | 月水土 | 14時間 |
IB6801 | マドリード 13:20 | 成田 09:35 *翌日 | 火金日 | 13時間15分 |
イベリア航空は1986年から成田-マドリード線を運航してきましたが1998年に撤退。その後、1999年にワンワールドに加盟しています。また2011年にはイギリスのブリティッシュ・エアウェイズと経営統合しています。
現在、ワンワールドにはJAL(日本航空)が加盟しており、2016年10月からの成田-マドリード線ではJALとのコードシェアも期待されます。
スペインは日本からの海外旅行先としても人気の国ですが、長年直行便が運航されておらず、ヨーロッパや中東の主要都市で乗り継ぐのが一般的となっています。
飛行時間は日本からの国際線では最長クラスとなる片道約14時間ですが、乗り継ぐなしでスペイン旅行へ行ける最大限のメリット。その利便性をいかしたパッケージツアーも人気が高まりそうです。