韓国のLCCで日本にも就航しているチェジュ航空(7C)は、 韓国LCCで5位に位置するイースター航空(ZE)を買収する。
チェジュ航空によると、イースター航空の筆頭株主である Eastar Holdings Co. と株式売買契約に関する了解覚書を締結。経営権の取得手続きに入っており、2019年内には締結される見込みという。
この買収は、チェジュ航空がイースター航空に提案したもので、イースター航空側が受け入れたことから、買収は順調に進むと見られる。
チェジュ航空は、大手財閥「愛敬グループ」と地元の済州特別自治道によって2005年に設立されたLCC(格安航空会社)で、チェジュ島の済州国際空港やソウルを拠点に、韓国国内線や日本など周辺国への国際線を運航している。日本には成田、関西、中部、福岡、新千歳、那覇、松山などに就航している。
イースター航空は、2007年に設立されたLCC(格安航空会社)で、ソウルを拠点としている。日本にも積極的に国際線を就航してきた。
LCC同士の買収によって韓国国内の航空マーケットがどのように再編されるか注目が集まる。
韓国のLCCでは他に、大韓航空グループのジンエアー、アシアナ航空傘下のエアプサンとエアソウル、ティーウェイ航空が日本に就航している。