JAL(日本航空)は、インドのVISTARA(ビスタラ)とコードシェア便の運航やマイレージで提携することを発表した。
コードシェアについては2018年度中、マイレージ提携は2018年度以降の開始を目指して準備を進めるとしている。
JALでは成田=デリー線を毎日運航しており、デリーから先のインド各都市へのアクセス向上が期待され、日本からインド旅行・ビジネス渡航がさらに便利になりそうだ。
JALのB787-8型機
相互コードシェアを行うのは、JALが運航する成田=デリー線と日本国内線とVISTARAが運航するインド国内線で、両エアラインの利用者にとって日本=インド間、日本国内、インド国内での利便性が向上する。
VISTARAの国内線についてはデリー発のムンバイ(BOM)、バンガロール(BLR)、コルカタ(CCU)、ハイデラバード(HYD)、アフマダーバード(AMD)、プネー(PNQ)、コーチ(COK)、ゴア(GOI)、ラクナウ(LKO)、ブバネーシュワル(BBI)、レー(IXL)、バッグドグラ(IXB)、チャンディーガル(IXC)、アムリトサル(ATQ)、グワーハーティー(GAU)、シュリーナガル(SXR)、ポートブレア(IXZ)、ジャンムー(IXJ)、ヴァーラーナシー(VNS)、ラーンチー(IXR)への各路線が対象となる予定。
両エアラインは、2015年10月に包括的業務提携に向けた検討を開始しており、既にスルーチェックインなどを実施している。
VISTARAは、インドのTATAグループとシンガポール航空が設立した航空会社で、2015年1月に運航を開始。デリーを拠点にインド国内線を運航するフルサービスキャリア。将来的には国際線への進出も検討していると言われている。