JAL(日本航空)が設立したLCC「ZIPAIR (ジップエア) 」について、IATA(国際航空運送協会)が航空会社コード を「ZG」と表示している。
IATA が定める航空会社のコードは、アルファベットまたは数字の2桁としており、一般的に「ツーレター」や「ツーレターコード」と呼ばれることが多い。
2レターは航空会社の便名にも使用されるため、業界関係者だけでなく飛行機の利用車が目にする機会も多い。
IATA の公式ウェブサイトでは、 2020年5月の運航開始を計画している ZIPAIR について「Airline and Airport Code Search」で「ZIPAIR Tokyo Inc.」のコードを「ZG」を表示している。
2レターコード「 ZG」は、過去にマカオを拠点としていたいマカオ(Viva Macau)やタンザニアで運航されていたエア・エクスプレス(Air Express)が使用していた。
日本の航空会社の2レターでは、2011年に設立されたLCCピーチ(Peach Aviation)が、日本語での「桃」を連想させる「MM」となったことで話題となった。
日本の航空会社では、JALは「JL」、ANAは前身の日本ヘリコプターから「NH」、スカイマークが「BC」、エアドゥが北海道を連想される「HD」、ジェットスター・ジャパンが「JQ」となっている。
他にソラシドエアの「6J」、スターフライヤーの「7G」など数字での組み合わせもある。
またICAO(国際民間航空機関)のスリーレターコードについては、一部の情報サイトが「TZP」としているほか、航空無線などで使用されるコールサインは「Zippy」とも掲載されている。
ZIPAIR Tokyo では、 2020年5月14日から成田=バンコク(スワンナプーム)線、2020年7月1日から成田=ソウル(仁川)線の新規就航を予定している。