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アジアの3レターコードが覚えづらい空港まとめ

旅行業界や航空業界、また旅行に詳しい人がよく使う空港の3レターコード(IATA)。

今回は日本からの直行便が就航する都市を中心に、3レターコードが覚えづらいアジアの空港を紹介します。

台北・松山 - TSA

台湾の首都、台北(タイペイ)には2つの空港がありますが、羽田から直行便があるのが台北松山空港(Taipei Songshan Airport)です。現地表記では「松山機場」となります。

3レターコードは「TSA」で、英語表記の「Songshan」を正しく覚えていないと連想しづらいコードです。

海外旅行で「TSA」と言えばアメリカ合衆国運輸保安庁が認定した「TSAロック」も知られているので、台北とは全く関係はありませんが、なんとなく覚えておくと便利です。

成田や中部、関西、その他の日本国内空港から直行便が就航する台湾桃園国際空港(Taiwan Taoyuan International Airport)は、3レターコードが「TPE」となっており、都市コードの「TPE」と同じです。空港名が「台北桃園」ではなく「台湾桃園」となる点も合わせ覚えておきましょう。

高雄 - KHH

台湾南部の都市、高雄(カオシュン)の空港は、高雄国際空港(Kaohsiung International Airport)で、3レターコードは「KHH」です。

英語表記の「Kaohsiung」を知っていれば、思い出しやすいコードですが、これは語呂も良いのでそのまま「KHH」を覚えてしまうのがオススメです。

ソウル金浦 - GMP

韓国ソウルの主要空港は、仁川国際空港(Incheon International Airport)で、3レターコードは「ICN」です。こちらは「インチョン」という名前を知っていれば、難しくないですね。

もうひとつの空港で、羽田から直行便のある金浦国際空港(Gimpo International Airport)は、3レターコードが「GMP」となります。

こちらも英語表記の「Gimpo」を知っていれば難しくはありませんが、カタカナでは「キンポ」と表記さえるため、ちょっと覚えづらい空港コードでもあります。

釜山(プサン) - PUS

韓国第2の都市、釜山(プサン)の主要空港は金海国際空港(Gimhae International Airport)で、空港コードは「PUS」です。

3レターコードは英語表記と関連付けると覚えやすいのですが、釜山の英語表記は「Pusan」ではなく「Busan」となっています。

ではなぜ空港コードが「PUS」かと言うと、かつて釜山の英語表記は「PUSAN」だっとことに由来があります。

あれ?どっちだっけと迷ってしまいそうですが、カタカナの「プサン」から連想して「PUS」と覚えておくと正解になります。

上海・浦東 - PVG

中国の上海には2つの主要空港があり、ひとつは上海虹橋国際空港(Shanghai Hongqiao International Airport)で、3レターコードは「SHA」です。

そして空港コードが覚えにくいほうが、上海浦東国際空港(Shanghai Pudong International Airport)で、3レターコードは「PVG」となります。

カタカナでは「シャンハイプードン」となりますが、2文字目の「V」は英語表記にもない文字なので、語呂でそのまま「PVG」と覚えてしまいましょう。

平壌 - FNJ

何かとニュースで耳にすることが多い北朝鮮の首都、平壌(ピョンヤン)。

日本や韓国からの直行便はありませんが、中国からはフライトがあります。

空港名は平壌国際空港(Pyongyang International Airport)で、空港コードは「FNJ」です。

現時点で覚えていても活用する機会はほとんどない空港コードですので、今回は参考までのご紹介です。

3レターコードは頻繁に使うことで自然と覚えられる

いま3レターコードを覚えて勉強しようという方には、これから旅行関連の資格を受験する方、旅行業界や航空業界、空港会社に就航が決まった方、趣味として覚えたい方など様々と思います。

3レターコードのような文字列は、ただただ暗記しようとすると、記憶が定着しづらいものですね。

実務で使うようになれば、自然と覚えられるので心配はいりませんが、いま勉強中なら航空券の検索窓などに3レターコードを入れたり、フライト情報をチェックしてみたりして、実際に3レターコードを使ってみるのがオススメです!

その他の空港は、アジアの空港一覧をチェックしてみてください。

※空港名や直行便の就航有無は変更になることがあります

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