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ヨーロッパの3レターコードが覚えづらい空港まとめ

旅行業界や航空業界、また旅行に詳しい人がよく使う空港の3レターコード(IATA)。

今回は日本からの直行便が就航する都市を中心に、3レターコードが覚えづらいヨーロッパの空港を紹介します。

ロンドン - ヒースロー - LHR

日本からの直行便が就航するイギリスの首都、ロンドンの空港はロンドン・ヒースロー空港(London Heathrow Airport)で、3レターコードは「LHR」です。

ヒースローという地名が出てくれば、思い出すのは難しくありませんが、都市コードの「LON」のほうがイメージが強いかもしれません。

また直行便はありませんが、ガトウィック空港(Gatwick Airport)は「LGW」、ロンドン・シティ空港(London City Airport)は「LCY」となります。

ちなみに航空会社の検索窓などので、都市コードの「LON」にも対応している場合がありますが、旅行・航空業界で働く方はしっかり覚えておきたいものです。

パリ - シャルル・ド・ゴール - CDG

パリの主要空港で日本から直行便が到著するのはパリ=シャルル・ド・ゴール空港(Charles de Gaulle Airport)で、3レターコードは「CDG」です。

元大統領の名前が由来で、この「シャルル・ド・ゴール」という名前を覚えておけば、空港コードの「CDG」は難しくありません。

またパリ=オルリー空港(Orly Airport)の3レターコードは「ORY」です。こちらも合わせて覚えておきましょう。

ローマ - フィウミチーノ - FCO

ヨーロッパで覚えにくい空港コードが多いのがイタリアです。

直行便のある首都ローマの主要空港は、フィウミチーノ空港(Fiumicino Airport)で、レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港(Leonardo da Vinci International Airport)という愛称もあります。

空港コードは「FCO」で、地名と空港名のフィウミチーノ(Fiumicino)が由来。

ちなみにローマの都市コードは「ROM」と、覚えやすくなっています。

ミラノ - マルペンサ - MXP

続いてもイタリアの空港コードです。

第2の規模を誇る都市、ミラノの主要空港はミラノ・マルペンサ空港(Milano Malpensa Airport)で、3レターコードは「MXP」です。

2文字目に突如「X」が入っているかっこいい空港コードですが、覚えづらく感じるかもしれません。

余裕があればミラノ・リナーテ空港(Milan Linate Airport )の「LIN」も合わせて覚えておきましょう。

ヴェネツィア - VCE

日本からの直行便はありませんが、世界有数の人気観光都市、ヴェネツィア。

空港名はヴェネツィア・テッセラ空港(Venice Marco Polo Airport)で、空港コードは都市コードと同じ「VCE」です。

マルコ・ポーロ国際空港(Malco Polo International Airport)という通称もありますのが、空港コードの「VCE」は、英語読みである都市名であるベニス(Venice)を連想できれば思い出すことができます。

ミュンヘン - MUC

ドイツのミュンヘンは、主要空港はミュンヘン空港(Munich Airport)で、空港コードは「MUC」です。

日本語で「ミュンヘン」と言うと、最後の「C」が関連付けしにくい文字列ですが、英語の「Munich」を知っていれば簡単です。

チューリッヒ - ZRH

日本からも直行便があるスイスの首都、チューリッヒの主要空港はチューリッヒ空港(Zurich Airport)で、3レターコードは「ZRH」です。

日本語では「チューリッヒ」と言うので最初の「Z」や最後の「H」がつながりませんが、英語では「ズーリック」といった感じになり、綴りの Zurich を知っていれば実はかんたんです。

ちなみにスイスの首都はチューリッヒではなくベルンです。空港はベルン空港でコード「BRN」です。

ウィーン - VIE

オーストラリアの首都、ウィーンは英語で「Vienna」と書きます。

空港名はウィーン国際空港(Vienna International Airport)で、3レターコードは「VIE」です。

ウィーンは現地のドイツ語では「Wien」と表記しますが、英語の「Vienna」と覚えておけば、空港コードも覚えやすいものです。

覚えやすい3レターコード

他にも日本から直行便のある空港をまとめてチェックしておきましょう。

覚えやすい空港では、フィンランドの首都ヘルシンキの「HEL」があります。空港名はヘルシンキ・ヴァンター国際空港と言います。

またオランダのアムステルダムは「AMS」、ドイツのフランクフルトは「FRA」やデュッセルドルフの「DUS」、スペインのマドリッドは「MAD」やバルセロナの「BCN」、ベルギーのブリュッセルは「BRU」、デンマークのコペンハーゲンは「CPH」、ポートランドのワルシャワは「WAW」となっており、比較的覚えやすい空港コードです。

その他の空港は、ヨーロッパの空港一覧をチェックしてみてください。

3レターコードは頻繁に使うことで自然と覚えられる

いま3レターコードを覚えて勉強しようという方には、これから旅行関連の資格を受験する方、旅行業界や航空業界、空港会社に就航が決まった方、趣味として覚えたい方など様々と思います。

3レターコードのような文字列は、ただただ暗記しようとすると、記憶が定着しづらいものですね。

実務で使うようになれば、自然と覚えられるので心配はいりませんが、いま勉強中なら航空券の検索窓などに3レターコードを入れたり、フライト情報をチェックしてみたりして、実際に3レターコードを使ってみるのがオススメです!

またヨーロッパでは都市名の英語表記が分かれば、自然と空港コードが関連付けて覚えられる空港も多いので、英語の綴りも確認しておくと効率的です。

※空港名や直行便の就航有無は変更になることがあります

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