旅行業界や航空業界、また旅行に詳しい人がよく使う空港の3レターコード(IATA)。
今回は日本からの直行便が就航する都市を中心に、3レターコードが覚えづらい中東・西アジアの空港を紹介します。
ドバイ - DXB
アラブ首長国連邦の首長国のひとつ、ドバイは日本からも人気の旅行先。
主要空港は、エミレーツ航空(EK)が直行便を運航するドバイ国際空港(Dubai International Airport)で、3レターコードは「DXB」です。
真ん中に「X」が入る空港コードですが、その由来は不明。
おそらく「DUB」とすると既にアイルランドのダブリン空港があり、「DBA」なども他の空港で使われていたため、「DXB」としたのではと推測されます。
中東では有数の人気都市なので、しっかりと覚えておきましょう。
アブダビ - AUH
続いてもアラブ首長国連邦の首長国であるアブダビです。
主要空港はアブダビ国際空港(Abu Dhabi International Airport)で、空港コードは「AUH」となります。
アルファベットの綴り「Abu Dhabi」を知っていれば、覚えるのは難しくありませんが、2文字目の「U」と3文字目の「H」は思い出しづらいではないでしょうか。
日本からはエティハド航空(EY)が直行便を運航しているので、覚えておきたい空港コードです。
ドーハ - DOH
ここで覚えにくい訳ではありませんが、カタール航空(QR)の直行便があるドーハもチェックしておきましょう。
カタールの首都でペルシャ湾に面するドーハ。主要空港はハマド国際空港(Hamad International Airport)で、3レターコードは「DOH」です。
2014年5月27日にそれまでのドーハ国際空港(Doha International Airport)から移転しており、新ドーハ国際空港(New Doha International Airport)と呼ばれることもあります。
3レターコードの「DOH」はもちろん都市名の「ドーハ=Doha」が由来です。
日本からカタール旅行へ行くというよりも、ヨーロッパやアフリカ方面への乗り継ぎ地として利用されています。
3レターコードは頻繁に使うことで自然と覚えられる
いま3レターコードを覚えて勉強しようという方には、これから旅行関連の資格を受験する方、旅行業界や航空業界、空港会社に就航が決まった方、趣味として覚えたい方など様々と思います。
3レターコードのような文字列は、ただただ暗記しようとすると、記憶が定着しづらいものですね。
実務で使うようになれば、自然と覚えられるので心配はいりませんが、いま勉強中なら航空券の検索窓などに3レターコードを入れたり、フライト情報をチェックしてみたりして、実際に3レターコードを使ってみるのがオススメです!
その他の空港は、中東の空港一覧をチェックしてみてください。
※空港名や直行便の就航有無は変更になることがあります