旅行業界や航空業界、また旅行に詳しい人がよく使う空港の3レターコード(IATA)。
今回は日本からの直行便が就航する都市を中心に、3レターコードが覚えづらいオセアニア・太平洋地域の空港を紹介します。
ゴールドコースト - OOL
日本からの海外旅行でも人気のビーチリゾートとなっているゴールドコースト。
主要空港はゴールドコースト空港(Gold Coast Airport)で、3レターコードは「OOL」です。
3文字とも「Gold Coast」に含まれていますが、少し順番が違うので、間違えて「OLO」と覚えないようにしましょう。こちらはチェコの Olomouc Airport になります。
またゴールドコースト空港にはクーランガッタ空港(Coolangatta Airport)という別称もありますが、あまり使われていないので、覚えておかなくても心配ありません。
ケアンズ - CNS
覚えづらいというほどではありませんが、間違えやすいのがケアンズです。
空港名はケアンズ国際空港(Cairns Airport)で、3レターコードは「CNS」。
英語の「Cairns」を知っていれば、正確に覚えられますので、綴りも確認しておきましょう。
エアーズロック - AYQ
内陸部のエアーズロック空港(Ayers Rock Airport)は、世界遺産でも「ウルル」として登録されているエアーズロックの最寄り空港。
3レターコードは「AYQ」で少し覚えにくい文字列となっています。
それほど頻繁に使われる空港コードではありませんが、旅行業界で3レターコードを扱うことが多い方はぜひ覚えておきましょう。
クライストチャーチ - CHC
ニュージーランド南島の都市、クライストチャーチの主要空港はクライストチャーチ国際空港(Christchurch International Airport)で、3レターコードは「CHC」です。
英語の「Christchurch」を知っていたり、思い出せればそれほど難しいコードではありませません。
また1文字目と2文字目が同じ空港コードはわりと覚えやすいですね。
日本からの直行便があるオークランド国際空港の「AKL」と合わせて、覚えておきましょう。
タヒチ島パペーテ - PPT
一度は行ってみたい海外リゾートとしてよく名前が挙がるのがフランス領ポリネシアのタヒチ。
日本からの直行便が就航する主要空港はタヒチ島にあるファアア国際空港(Fa'a'ā International Airport)で、3レターコードは「PPT」です。
パペーテという都市名を知っていれば、コードの「PPT」も思い出せますので、都市名も一緒に覚えておきましょう。
また水上コテージなどの高級リゾートがあることで人気のボラボラ島には、ボラボラ空港(Bora Bora Airport)があり、3レターコードは「BOB」です。こちらも一緒に覚えておきましょう。
パラオ - ROR
日本からも比較的近く、スキューバダイビングなどでも人気のパラオ。
時期によって日本からのチャーター便もある主要空港は、バベルダオブ島にあるロマン・トメトゥチェル国際空港(Roman Tmetuchl International Airport)で、3レターコードは「ROR」です。
空港名は2006年にパラオ国際空港から改称されましたが、空港コードはそのまま。
3レターコードの「ROR」は、都市名の「コロール = Koror」が由来なので、合わせて覚えておきましょう。
ニューカレドニア - NOU
「天国に一番近い島」と呼ばれ日本でもビーチリゾートとして知られるニューカレドニア。
主要空港はヌメアのヌーメア=ラ・トントゥータ国際空港(Nouméa La Tontouta International Airport)で、日本語では通称「ヌメア国際空港」と呼ばれています。
3レターコードは、都市名の「ヌメア=Nouméa」が由来となっているので、ヌメアを覚えておけば簡単です。
覚えやすい3レターコード
他にも主要な空港をまとめてチェックしておきましょう。
例えばオーストラリアの覚えやすい空港では、パースの「PER」、シドニーの「SYD」、メルボルンの「MEL」などがあります。
その他の空港は、オセアニアの空港一覧やオーストラリアの空港一覧をチェックしてみてください。
都市名を覚えるのが重要!
太平洋地域の島国では、空港コードを覚える前、また同時に都市名を知ることが重要です。
タヒチやニューカレドニア、フィジーなどのビーチリゾートを知っていても、主要な都市名を知らないとまず3レターコードも覚えることができません。
直行便がある島も多くないので、どこまで覚えたほうが良いか難しいところですが、日本で少しでも知名度のある人気のリゾート地であれば覚えておくのがオススメです。
3レターコードは頻繁に使うことで自然と覚えられる
いま3レターコードを覚えて勉強しようという方には、これから旅行関連の資格を受験する方、旅行業界や航空業界、空港会社に就航が決まった方、趣味として覚えたい方など様々と思います。
3レターコードのような文字列は、ただただ暗記しようとすると、記憶が定着しづらいものですね。
実務で使うようになれば、自然と覚えられるので心配はいりませんが、いま勉強中なら航空券の検索窓などに3レターコードを入れたり、フライト情報をチェックしてみたりして、実際に3レターコードを使ってみるのがオススメです!
※空港名や直行便の就航有無は変更になることがあります