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アメリカの3レターコードが覚えづらい空港まとめ

旅行業界や航空業界、また旅行に詳しい人がよく使う空港の3レターコード(IATA)。

今回は日本からの直行便が就航する都市を中心に、3レターコードが覚えづらいアメリカの空港を紹介します。

ロサンゼルス - LAX

日本からの直行便も数多く就航するロサンゼルスのロサンゼルス国際空港(Los Angeles International Airport)。空港コードと都市コードと同じ「LAX」となっています。

最後の「X」がアルファベットの綴りとは関係ありませんが、カタカナで「ラックス」と覚えてしまうのが便利です。

ちなみに鉄道駅のユニオン・ステーションも、駅コードが「LAX」と同じになっています。

サンフランシスコ - SFO

アメリカ西海岸の人気観光都市、サンフランシスコの主要空港はサンフランシスコ国際空港(San Francisco International Airport)で、空港コードは「SFO」です。

主要空港ですが、少し覚えづらい印象はありますが、英語の綴り「San Francisco」と知っていれば、意外とかんたん。最後の「O」は末尾の「o」ですね。

シアトル - SEA

北西部の大都市、シアトルの主要空港はシアトル・タコマ国際空港(Seattle-Tacoma International Airport)で、空港コードは「SEA」です。

実は英語の綴りそのままなので、シアトル=Seattle の最初の3文字がそのまま使われています。

間違えて「SIA」としてしまうと、中国・西安の西安西関空港(Xi'an Xiguan Airport)になります。

ポートランド - PDX

アメリカ西海岸のポートランドは、日本からも直行便が就航している都市。

ポートランド国際空港(Portland International Airport)の空港コードは「PDX」となっており、綴りとは関係のない「X」が入ります。

とくに良い覚え方はありませんが、ロサンゼルスが「LAX」なので、最後の「X」が付く空港コードとして合わせて覚えておきましょう。

シカゴ - ORD

中西部最大の都市、シカゴの主要空港はシカゴ・オヘア国際空港(Chicago O'Hare International Airport)で、3レターコードは「ORD」です。

空港コードの由来は、かつてのオーチャード飛行場(Orchard Field Airport)の名前によるもの。

シカゴともオヘアとも関連付けが難しいので、覚えるのが難しい3レターコードのひとつとなっています。

ニューヨーク - JFK

旅行でもビジネスでも日本からの渡航者が多いニューヨーク。日本からの直行便が就航するのは、ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)とニューアーク・リバティ国際空港(Newark Liberty International Airport)です。

ジョン・F・ケネディ国際空港は、元大統領の名前が由来で、空港コードは「JFK」となります。ちなみに「JFK」とそのまま言えば、空港名と伝わります。多くの直行便はJFKに到著します。

ニュージャージー州にあるニューアーク・リバティ国際空港にも日本からユナイテッド航空の直行便があります。3レターコードは「Newark」から3文字をとって「EWR」です。

ニューヨーク近郊には他に、ラガーディア空港(LGA)があるので、合わせて覚えておきましょう。

ワシントンD.C. - IAD

アメリカ合衆国の首都、ワシントンDCの主要空港で直行便があるのはワシントン・ダレス国際空港(Washington Dulles International Airport)で、3レターコードは「IAD」です。

2文字目の「A」と3文字目の「D」が思い出しづらく、意外と難しい空港コードのひとつです。

少し順番を入れ替えて、「International Airport of Dulles」とすれば、覚えやすくなります。

ワシントンDCには他にロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(Ronald Reagan Washington National Airport)があり、3レターコードは「DCA」。

ちなみに都市コードは「WAS」で、こちのほうが覚えやすくなっています。

ダラス・フォートワース - DFW

日本からも直行便があるテキサス州のダラス・フォートワース国際空港(Dallas/Fort Worth International Airport)。

そもそも日本から観光で訪れる人が少ないので、知名度的に覚えづらい面もありますが、3レターコードの「DFW」は「Dallas/Fort Worth」とアルファベットの頭文字がそのまま使われています。

ヒューストン - IAH

続いてもテキサス州の空港で、日本からも直行便のあるヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港(George Bush Intercontinental Airport)です。

3レターコードの「IAH」は、旧称のヒューストン国際空港=Houston Intercontinental Airport に由来するもので、順番を入れ替え「Intercontinental Airport of Houston」とすれば、頭文字から「IAH」を連想することができます。

サンノゼ - SJC

アメリカ西海岸、シリコンバレーの最寄り空港でもあるノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港(Norman Y. Mineta San José International Airport)。

3レターコードは「SJC」で、2文字まではサンノゼの綴り「San José」を知っていれば意外と簡単です。

最後の「C」は「カリフォルニア=California」の「C」と覚えておくと、忘れたときに思い出しやすくなります。

オーランド- MCO

日本からは距離があり、直行便のないオーランド国際空港(Orlando International Airport)は、ディズニーワールドへのアクセスにも利用される空港です。

空港の3レターコードは「MCO」と、オーランドという名前からは連想しづらい文字列です。

コードの由来は、1975年まで運用された空軍基地の McCoy Air Force Base で、現在もそのまま使われています。

オーランドを間違えて「ORD」と覚えてしまうと、シカゴ・オヘア国際空港になってしまうので注意しましょう。ただしシカゴのコードも覚えにくいので、「ORDはオーランドではなくシカゴ!」と覚えておののもオススメです。

覚えやすい3レターコード

他にも日本から直行便のある空港をまとめてチェックしておきましょう。

覚えやすい空港では、カリフォルニア州サンディエゴの「SAN」やコロラド州デンバーの「DEN」があります。空港名はヘルシンキ・ヴァンター国際空港と言います。

またマサチューセッツ州ボストンは「BOS」、ジョージア州アトランタは「ATL」となっており、比較的覚えやすい空港コードです。

その他の空港は、アメリカの空港一覧をチェックしてみてください。

3レターコードは頻繁に使うことで自然と覚えられる

いま3レターコードを覚えて勉強しようという方には、これから旅行関連の資格を受験する方、旅行業界や航空業界、空港会社に就航が決まった方、趣味として覚えたい方など様々と思います。

3レターコードのような文字列は、ただただ暗記しようとすると、記憶が定着しづらいものですね。

実務で使うようになれば、自然と覚えられるので心配はいりませんが、いま勉強中なら航空券の検索窓などに3レターコードを入れたり、フライト情報をチェックしてみたりして、実際に3レターコードを使ってみるのがオススメです!

※空港名や直行便の就航有無は変更になることがあります

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