JALのマイルをためるために提携クレジットカードやマイルに交換できるポイントの情報を調べると、多くの情報があり分かりづらいことはありませんか?
今回の記事では、陸マイラーとなるなら用意しておきたいクレジットカード、QRコード決済などのキャッシュレス決済、ポイントサービスをまとめてシンプルに紹介します!
- JALのマイルが貯まるカードやアプリを用意しよう
- クレジットカード
- スマホ決済(QRコード決済、バーコード決済)
- 交通系ICカード
- ポイントカード
- ポイントサイトを活用した移行ルート
- 用意するもの・登録するサービスまとめ
JALのマイルが貯まるカードやアプリを用意しよう
決済方法
ふだんの買い物や各種支払いでマイルをためるには、現金以外での支払い方法を用意しておくのが定番。 まずは基本的な支払い方法をおさらいしておきます。
ポイントサービス
支払い方法とは別に、ポイントをためてマイルに交換するのが目的となります。 カード払いなどの支払い方法とも関連していますが、カードのポイントとは別に2重にためたりできることもあります。
クレジットカード
日常生活で積極的にマイルを貯める「陸マイラー」なら、航空会社の提携クレジットカードは必須アイテム!
おすすめのクレジットカードはこちらです。
- JALカード
- スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)
JALカードまたはSPGアメックス
JALのマイルをためるなら定番のクレジットカードは「JALカード」または「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」(通称:SPGアメックス)です。
JALカードは、普通カードからプラチナまで幅広いラインナップがあります。 またSuicaやPASMO機能がついた提携カードや学生カードも用意されています。
SPGアメックスは、世界最大のホテルグループ「マリオット・インターナショナル」の提携カードです。 年会費は3万円台と高くなりますが、高還元率のポイントは、JAL以外の航空会社にもマイルを交換できます。 またホテルの無料宿泊など年会費の元をとれるくらいのメリットで人気のクレジットカードです。
クレジットカードは複数用意する!
JALカードが1枚あれば、日々の決済はほぼほぼできそうなものですが、国際ブランド(JCB、MASTER、VISA、アメリカン・エキスプレス)などにより支払いができない場面があります。
具体的には、クレジットカード払いをしたいお店・サービスが「MASTERかVISAしか使えない」ということは日本国内でもよくあることです。
また海外では国・地域によってJCBが使えないお店・サービスもかなり多いので、JCBのJALカードが1枚だけだとクレジット払いできない可能性があり不便です。
おすすめはMASTERまたはVISAのJALカードを1枚、さらに必要に応じてJCBのJALカードを1枚、この2枚構成です。
JMBの提携クレジットカードよりはJALカード
JALのマイルが貯まるクレジットカードでは、JAL以外にJMB(JALマイレージバンク)との提携カードがあります。
例えば「イオンJMBカード」や「JMB JQ SUGOCA」、「JMB KIPS PiTaPa」がありますが、特別な理由がなければJALカードのほうがマイルは効率良く貯まるのでおすすめです。
スマホ決済(QRコード決済、バーコード決済)
近年、注目を集めているのが「QRコード決済」や「バーコード決済」と呼ばれるいわゆる「スマホ決済」です。
とくに各社が大々的なキャッシュバックキャンペーンを行ったことや、2019年10月1日の消費税増税に伴い「キャッシュレス還元」がはじまったことで、利用者は格段に認知度が高まりましたね。
マイルをためるときに「スマホ決済」を利用するメリットは、クレジットカードを利用できないお店・サービスで利用できる場合がある点です。
楽天ペイやPayPay、
» JALカード(クレジットカード払い)が使えないお店でJALマイルを貯める方法、キャッシュレス決済の活用法を解説
交通系ICカード
JRや私鉄、地下鉄、路線バスに乗車するときに便利なのがSuicaやPASMOなどの交通系ICカード。
ふだんの移動でマイルを貯める方法では、JALカードからオートチャージでポイントをためてマイルに交換するのが定番。 一部のクレジットカードでは直接マイルが貯まるものもあります。
スマートフォンなら Apple Pay や Google Pay に登録した Suica にも、もちろんJALカードからのオートチャージを設定できます。
交通系ICカード | 関連する会社 | ポイント | 提携クレジットカードなど |
---|---|---|---|
Suica(スイカ) | JR東日本 | JRE POINT | JALカードSuicaからオートチャージ可 |
PASMO(パスモ) | 私鉄系 | 各社のポイント | JALカード TOKYU POINT ClubQ、JALカード OPクレジットからオートチャージ可 |
SUGOCA(スゴカ) | JR九州 | JRキューポ | JMB JQ SUGOCAでマイルとJRキューポの相互交換が |
またクレジットカードの支払いでショッピングマイルが対象外となっている新幹線や特急券、定期券などの鉄道商品は、いった鉄道会社のポイントを貯めてから、JALのマイルに交換することができます。
ポイントからマイルへの交換には、JALカードSuicaなどの提携クレジットカードを保有していることが条件となる場合もあるので、その意味でクレジットカードを複数持つ必要性や意味がでてきます。
ポイントカード
ここまでチェックした決済方法と異なりますが、ポイントサービスも知っておくと便利です。
定番のポイントサービスでは、Tポイントや dポイント、Pontaポイント、楽天スーパーポイントなどがあります。
JALのマイルと親和性が高いのは、Pontaポイントと dポイントです。
どちらもJALのマイルへ交換することができるので、日常生活でためられる機会が多ければ、会員登録してポイントカードやスマホアプリを用意しておくのがおすすめです。
ポイントサイト名 | 交換・移行レート |
---|---|
Pontaポイント | 2ポイント → 1マイル |
dポイント | 5,000ポイント → 2,500マイル |
dポイントはマイルへの交換が最低5,000ポイントからなので少しハードルが高くなりますが、Pontaポイントは最低2ポイントから1マイルへ交換できます!
» JALマイルへ交換できるポイントサービスをまとめてチェック!貯まるお店やお得な利用方法を紹介
ポイントサイトを活用した移行ルート
念のためポイントサイトについても触れておきます。
ポイントサイトとは、ポイントを獲得できるサービスを用意していたり、複数のポイントサービスをまとめたり、他のポイントやマイルに交換できたりする「ポイ活」向けのウェブサービスです。
JALのマイルでは、「Gポイント」や「モッピー」、「ネットマイル」といったサービスが定番。
ポイントサイト名 | 交換・移行レート |
---|---|
Gポイント | 30G → 10マイル |
モッピー | 3ポイント → 1マイル |
ネットマイル | 1,200mile → 200マイル |
ほかのポイントサービスからポイントサイトを経由してJALのマイルに交換できるチャンスがあるので、各種ポイントからマイルへの移行ルートを見つけるのもひとつの方法です。
ポイントサイトでの経由まで取り組むのは「陸マイラー」としては中級~上級者の域になるので、クレジット決済や通常のポイント獲得が生活リズムに取り込まれてからでも大丈夫です。
用意するもの・登録するサービスまとめ
最後に、積極的にマイルをためる体制を整えるために用意するべきもの、登録しておくべきサービスをまとめてチェックしておきましょう。
- MASTERまたはVISAのJALカード(クレジットカード)
- SuicaやPASMOなどにオートチャージできるJALカード(クレジットカード)
- 電子マネーとしてのJMB WAON
- JALカードを登録できるスマホ決済アプリ
- JALマイルに交換できるポイントがたまるサービス
これらのクレジットカードや電子マネー、スマホアプリがあれば、日常生活で取りこぼさずにマイルを獲得することができます。
細かいポイント系サービスやマイルへの移行ルートはまだまだたくさんありますが、まずはこれくらいからシンプルに始めてみてはいかがでしょうか。
具体的なおすすめ構成
おすめのクレジットカードや電子マネー、ポイントカードを具体的に選ぶとこちらです!
カード名、サービス名 | 種類 | 備考 |
---|---|---|
JALカード CLUB-Aカード | クレジットカード | 国際ブランドはMASTERまたはVISAを選ぶ |
JALカードSUICA | クレジットカード | オートチャージ用(移動で鉄道・バスをよく利用する方) |
JMB WAON | 電子マネー | JMBの会員カード(JALカードからチャージできる) |
楽天ペイのアプリ、PayPayのアプリ | スマホ決済 | JALカードを支払い方法に登録 |
dポイントアプリ、Pontaポイントアプリ | ポイントサービス | ポイントカードでも可 |
JALカードは「ショッピングマイル・プレミアム」に加入するのをお忘れなく! 年会費はかかりますが、ショッピングマイルが2倍たまるので、積極的にマイルをためていく方には欠かせません。 ちなみにゴールドカードまたプラチナを選ぶと自動加入となります。
メインのクレジットカードで「JALカード CLUB-Aカード」をおすすめしているのは、「普通カード」よりも「入会搭乗ボーナス」や「搭乗ごとのボーナス」が圧倒的に多いメリットがあるからです。
JALカードはラインナップが充実しているので、国際ブランドでMASTERまたはVISAを選べば、他のカードでも最初の1枚としては問題ありません。
おすすめはJALカード
旅行やビジネスでJALを利用することが多い方は、ぜひ持っておきたいクレジットカードはやっぱり「JALカード」。
入会特典としてマイルがもらえるほか、買い物などの支払いではショッピングマイルが貯まります。
特典航空券の交換でも、JALカードを持っていると通常よりも少ないマイル数で交換できるキャンペーンもメリットです!
SPG AMEX カード
アメリカン・エキスプレスの「スターウッド プリファード ゲスト・カード」は、海外への渡航が多い方に支持される人気のクレジットカード。 シェラトンやウェスティンなど旧スターウッド系のホテルはもちろん、マリオット系のホテルブランドなどが参加する「マリオット ボンヴォイ」で様々な上級サービスが受けられるのが魅力!
カード利用や宿泊で貯まるポイントは、キャセイパシフィック航空のマイルに移行できるほか、さらに60,000ポイントをキャセイパシフィック航空のマイルに移行するごとに、5,000マイルのボーナスも加算されます。
キャセイパシフィック航空のマイルへは、3ポイント=1マイルで移行できます。
JALのマイル獲得については「JALカード特約店を要チェック!JALマイルを本気で貯めるライフスタイルのチェックリスト」も合わせてご覧ください。