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これだけは覚えておきたい魚編の漢字!よくみる魚の名前10件を由来の諸説も紹介

鯵(アジ)

日本の食卓や飲食店でよく食べられる魚の代表「アジ」。 刺身や寿司、タタキ、焼き魚など食べ方もいろいろですね。

そんなアジは漢字で「鯵」と書きます。

字の構成は「魚編に参」で「鯵」となります。

分類英名鯵の日
4月~7月頃スズキ目 アジ科Jack mackerel6月3日

名前や漢字の由来

まず日本語での呼び方「アジ」については、単純に「味が美味しいから」と言われています。

漢字については、魚の「アジ」がなぜ「鯵」となったかには諸説あり、はっきりと分かっていることはないようです。

  • 中国の漢字「鱢」だったものが、右側の旁(つくり)が「参」になった説
  • 旬だった旧暦の3月から「参」が使われた説
  • 味が美味しくて参ってしまうという説

さらに他の説も見られるため、漢字については明確な答えは出ていないようです。

鯖(サバ)

続いては近年、健康食材としても注目が集まっているサバです。 焼き魚はもちろん鯖寿司、しめ鯖、缶詰での利用など多様な食べ方が魅力です。

そんなサバは漢字で「鯖」と書きます。

分類英名
10~12月頃スズキ目 サバ科Mackerel

名前や漢字の由来

まず漢字の由来については、見た目が青いから「魚編に青」となったというのが定説です。

ただし魚編にそのまま「青」ではなく旧字体が使われ「鯖」となります。

  • 模様の「斑点やすじ」を意味する「斑葉(いさは)」から
  • 小さい歯を意味する「小歯(さば)」から

ちなみに「サバを読む」という言い方の由来は、魚のサバとされています。

この理由も諸説ありますが、明確な理由は分かっていません。

鮪(マグロ)

刺し身や寿司の定番ネタでもあるマグロ。種類も多く世界中で漁獲されている人気の魚類です。

漢字は「魚編に有」で「鮪」となります。

種類別に書くとそのまま「黒鮪(クロマグロ)」、「目鉢鮪(メバチマグロ)」、「黄肌鮪または木肌鮪(キハダマグロ)」となります。

分類英名鮪の日
種類・地域によるスズキ目 サバ科Tuna10月10日

名前や漢字の由来

まず呼び方の「マグロ」は。目が黒いことから「眼黒」が「マグロ」になったとされる説があります。

漢字についてはやはり諸説があります。

  • 周囲を回転するように回遊することから、「囲む」を連想させる「有」が使われたという説
  • 美味であり存在感のある大形魚であることから「(マグロに対して)ここに魚有り」と表現した説
  • 「有」の字にある「月」は部首などで「にくづき」とも読むため、肉付きが良いという意味から

どれもいまひとつピンと来ない説となっていますね。 漢字で「鮪」と書くことだけを覚えるなら「ここに魚有り」の覚え方がわかりやすいかもしれません。

鰯(イワシ)

続いてもサバと並んで健康食品としてまた人気が高まっているイワシです。

漢字は「魚編に弱」で「鰯」となります。

漢字の由来についてはわかりやすく、痛みやすい魚や他の魚に食べられることも多い弱い魚など、ちょっとネガティブなイメージで付けられたという説があります。

呼び方についても「弱し(よわし)」が「いわし」となった説があります。

分類英名
6月~10月頃ニシン目Sardine

鮭(サケ)

日本では英語名の「サーモン」と呼ばれることもあるサケですが、一概に「サケ=サーモン」ではないことも。

今回は定食やお弁当でもよく食べられる一般的な「サケ」について取り上げます。

漢字は「魚編に圭」で「鮭」となります。

余談となりますが、中国ではサケのことを「三文魚」と書きます。 英語の「salmon」という音から漢字があてられたようです。

分類英名鮭の日
9月~11月頃サケ目 サケ科Salmon11月11日

名前や漢字の由来

呼び方については、災いを避けるといった意味から「サケる」となった説、実が裂けやすいからといった説など様々。

漢字の「圭」については、先端が三角になった形を意味することから、成魚の鮭がその形状に似ていたらことから付けられた説があります。

鰤(ブリ)

日本では北陸の「寒ブリ」などが有名で、冬の魚のイメージがある「ブリ」。

出世魚としても知られ、関東などでは「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」の順、関西などでは「ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」の順に、成長するにつれて呼び方が変わります。

また北陸では「ツバイソやコゾクラ→フクラグ→ガンド→ブリ」など、他の地域では馴染みのない名前も見られます。

漢字は「魚編に師」で「鰤」となります。

分類英名鰤の日
12月~2月頃スズキ目 アジ科Amberjack12月20日

名前や漢字の由来

前途の通り出世魚であるため、80cm以上の大きく成長した魚のみ「ブリ=鰤」と呼ばれます。

漢字については「師匠」などにも使われる「師」は、熟練しているなど意味や歳をとっているという意味から付けられた説がります。

また冬に脂がのり美味しくなることから、12月を意味する「師走(しわす)」から関連したとされる説も。

呼び方についても「脂(あぶら)がのる」から「あぶら」が「ぶり」へと転訛したという説があります。

鰹(カツオ)

日本では「初ガツオ」や「戻りガツオ」などの呼び方があり、海流に乗って移動する春と秋に旬を迎えるカツオ。

漢字は「魚編に堅」で「鰹」となります。

分類英名鰹の日
春~秋スズキ目 サバ科Bonito3月20日

名前や漢字の由来

漢字の由来はわかりやすく、そのまま「堅い魚」という理由が有力です。

鰹節(カツオブシ)の状態を思い受けべてみると、干して堅くなった身が分かりやすいですね。

呼び方についても、「堅魚(かたうお)」から変化したとされる説があります。

鱈(タラ)

寒い季節には鍋料理の具材としても定番のタラ。

漢字は「魚編に雪」で「鱈」となります。

分類英名
12月~1月頃タラ目 タラ科Cod

名前や漢字の由来

漢字の由来はわかりやすく、初雪が降る頃から獲れはじめ、雪が降る時期に旬を迎えるからとされています。

雪が降る季節に美味しい魚、と覚えておくと簡単ですね!

鯛(タイ)

「タイ」と言っても様々な種類がいますが、ここでは「マダイ」について見ていきましょう。

日本では「魚の王様」とも呼ばれ、お祝いごとでも用意することがある「タイ」。

漢字は「魚編に周」で「鯛」となります。

分類英名
2月~4月頃スズキ目 タイ科Red seabream

名前や漢字の由来

「鯛」という漢字の由来は、日本の周辺ではどこでも季節に関わらず獲れることから、「十分にある」といった意味や「周り」を意味する「周」が使わるようになったという説があります。

呼び方についてはいくつかの説があり、その平べったく見える形状から「平らな(たいらな)」魚となった説や、体高が高い形状からとする説、お目出度たい魚からとする説など、さらに他にも諸説あります。

お祝いなどでも出される人気の魚だけに、様々なところで由来に関する話が生まれたのかもしれません。

鮎(アユ)

ここで淡水魚をひとつチェックしておきましょう! でも実は川魚というイメージがあるアユですが、川で孵化したあと海まで下って過ごします。

春になると徐々に遡上をはじめ、川へと戻ってきます。 鮎漁が解禁されるのは6月~7月頃で、天然物のアユが美味しいのはこの時期になります。

その美しい姿から「清流の女王」とも呼ばれるアユですが、漢字では「鮎」と書きます。

分類英名
6月~8月頃キュウリウオ目 キュウリウオ科Ayu

名前や漢字の由来

魚編に「占」と書く「鮎」ですが、こちらも由来は諸説あります。

有力とされるのが、旁(つくり)に使われる「占」が、「占める(しめる)」や「占う(うらなう)」という意味があることから推測されたものです。

  • 縄張り意識が強いので場所を「独占」するからという説
  • 日本書紀に記される神功皇后が占いをするために釣りをしたときに釣れたという説

どちらもそれらしく感じられる説ですが、これが正解と言える記録は残っていないようです。

秋刀魚(サンマ)

最後に魚編ではありませんが、人気の魚種をひとつ覚えておきましょう。

夏の終わり頃から秋にかけて旬を迎えるサンマは、季節を感じる魚のひとつ。 定番は焼き魚ですが、刺し身や竜田揚げなども人気です。

分類英名
8月~10月頃ダツ目 サンマ科Pacific saury

名前や漢字の由来

呼び方については、その細長い姿から「狭い魚」を意味する「狭真魚(サマナ)」から変化したいう説があります。

漢字については「秋に採れる刀のような形の魚」から「秋刀魚」とした説が有力とされています。 そのままなので説得力を感じますね。

最後に復習!

では最後に今回、紹介した魚編の漢字と魚の名前を再チェックしておきましょう!

名前の「アジ、サバ、マグロ、イワシ、サケ、ブリ、カツオ、タラ、タイ、アユ、サンマ」などこれらの漢字は書けるようになりましたか?

漢字の「鱈、鮭、鮪、鯵、鮎、鰯、鯖、鰹、鰤、鯛」は読めるようなりましたか?

何度か実際に書いてみたり、お寿司屋など魚編の名前が書かれていたときに、ぜひ読み方を思い出してみましょう。

また魚について興味があればぜひ「世界各国で食べられている魚の種類・魚料理」もチェックしてみてください。

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