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JR中央線に引っ越すなら知っておきた10のポイント

東京を東西に走る「JR中央線」は、JR東日本の主要路線のひとつ。

東京駅を起点に新宿駅、中野駅、高円寺駅、吉祥寺駅、三鷹駅、立川駅、八王子駅など、東京に住んでいなくても聞いたことがあるかもしれない有名な駅を通る路線です。

今回はJR中央線への引っ越しを予定している方、これから頻繁に中央線を利用することになる方へ、乗り方や役に立つ豆知識などを紹介します!

1 . JR中央線はオレンジ色が目印

最初は説明するまでもない基本情報のひとつです。

JR東日本では路線ごとに目印となる色を採用していますね。例えば山手線なら黄緑、京浜東北線なら水色、京葉線なら赤といったカラーが目印になります。

JR中央線
オレンジ帯のJR中央線

中央線の電車は「オレンジ色」が目印です!

首都圏のJR路線では他に、青梅線や武蔵野線もオレンジ色を採用しています。

2. JR中央線は「快速」が基本

もし中央線を利用する時間帯が、早朝や深夜でなく、7時台以降の通勤時間や夜もそれほど遅くない時間帯だけなら、JR中央線は「快速電車」が基本になります。

種別としては、各駅停車、快速、通勤快速、中央特快、青梅特快、通勤特快などがありますが、基本は快速であるとまずは覚えておくと便利です。

早朝・深夜など時間帯によっては、オレンジ帯のいわゆる中央線の電車が、三鷹~御茶ノ水駅間で各駅停車の線路(緩行線)を走っていますが、日中は快速または特快で走ります。

列車種別ポイント
各駅停車時間帯により黄色帯の電車で運転(総武線各駅停車)
快速最も運転本数が多い
平日の下りは中野から各駅停車
土休日の下りは吉祥寺から各駅停車
通勤快速平日の夕方・夜の下りのみ、吉祥寺・荻窪に停車
中央特快立川・国分寺・三鷹・中野に停車
青梅特快JR青梅線に直通、中央線内は中央特快と同じ停車駅
ホリデー快速おくたま・あきがわ土休日のみ運転、JR青梅線・JR五日市線に直通、中央線内は中央特快と同じ停車駅
通勤特快平日の朝の上りのみ、国分寺~新宿間ノンストップ
特急特急券が必要(あずさ、かいじ、はちおうじ、おうめ、成田エクスプレス)

3. JR中央・総武線各駅停車はJR中央線の一部

JR中央線には黄色帯の電車も走っています。

いわゆるJR総武線の各駅停車で、御茶ノ水から秋葉原、錦糸町、千葉方面を結んでいる電車です。

路線名として「JR中央・総武線各駅停車」などと表記されています。

阿佐ヶ谷駅に発着する総武線各駅停車のE231系500番台
黄色帯のJR中央・総武線各駅停車

JR中央線(快速電車):
~中野~新宿~四ツ谷~御茶ノ水~神田~東京
※オレンジ帯の電車だけ

JR中央・総武線各駅停車:
~中野~大久保~東中野~新宿~代々木~千駄ケ谷~信濃町~四ツ谷~市ケ谷~飯田橋~水道橋~御茶ノ水~秋葉原~
※早朝~夜は黄色帯の電車、早朝深夜はオレンジ帯の電車も走る

黄色帯の電車は、神田駅・東京駅には発着しないので、細かいことを気にせずオレンジ帯なら中央線、黄色帯なら総武線、と呼んでおくほうが簡単です。

快速と各駅停車の乗り換えについては「知っておくと便利!駅名が違う東京の乗り換え駅まとめ」の記事も合わせてご覧ください。

グリーン車導入で変わる中央線

現在、中央線ではグリーン車の導入に向けて準備が進められています。 グリーン車が導入されると12両編成となり、三鷹~御茶ノ水駅の各駅停車にオレンジ帯の中央線は走らない計画となっているため、グリーン車導入よりも前に変更がある可能性があります。

もしかすると2020年3月のダイヤ改正で大きな変更があるかもしれません

4. 中央特快と青梅特快は、中野、三鷹、国分寺、立川に停車

JR中央線の列車種別は、基本的に各駅停車、快速、特快に3種類に分かれています。

通過駅の多い「中央特快」と「青梅特快」は、運転本数が多いので、三鷹以西での利用が多ければぜひ活用したい列車です。

東京~高尾駅間を走る「中央特快」、東京~青梅駅間を走る「青梅特快」のどちらも、JR中央線の東京~立川駅間では停車駅は同じです。違いは「青梅特快」はJR青梅線の青梅駅まで直通する点だけになります。

JR中央線内の停車駅は、東京、神田、御茶ノ水、四ツ谷、新宿、中野、三鷹、国分寺、立川、日野、豊田、八王子、西八王子、高尾となります。大月行き、河口湖行きは、立川~大月~河口湖駅間は各駅に停車します。

利用者が多く、京王井の頭線の乗り換え駅でもある「吉祥寺駅」は通過します。

中央特快の停車駅:
高尾~西八王子~八王子~豊田~日野~立川~国分寺~三鷹~中野~新宿~四ツ谷~御茶ノ水~神田~東京

青梅特快については、青梅線内では各駅停車となります。また通勤快速、通勤特快も青梅線内は各駅に停車します。

青梅特快の停車駅:
青梅~東青梅~河辺~小作~羽村~福生~牛浜~拝島~昭島~中神~東中神~西立川~立川~国分寺~三鷹~中野~新宿~四ツ谷~御茶ノ水~神田~東京

5. 快速と特快・通勤快速は、国分寺と三鷹で待ち合わせがある

ここまで紹介した「快速」と「中央特快・青梅特快」また「通勤快速」は、途中の三鷹駅と国分寺駅で待ち合わせがあり、同じホーム(向かいの番線)で乗り換えができます。

中央線を利用しているときに急いでいるなら、この待ち合わせについては理解しておくと便利です。

まず待ち合わせがあるは「三鷹駅」と「国分寺駅」です。 また青梅線との直通を含めると「立川駅」でも一部の列車が待ち合わせをします。

例えば、高尾駅から発車した上り快速は、途中の国分寺と三鷹で中央特快や青梅特快と待ち合わせをして、追い抜かれることがあります。つまりそのまま快速に乗っていると、新宿や東京駅に着くのが2本遅くなります。

また例えば、立川駅から吉祥寺駅へ行きたい場合は、立川から特快に乗り、途中の三鷹で待ち合わせする快速に乗り換えることで、立川から快速に乗るよりも吉祥寺駅に早く着くことができます。

これらの利用パターンは、利用する駅によっていくつもあるので、何度か利用しているとなれてきます。

6. 快速は「土休日ダイヤ」で高円寺、阿佐ケ谷、荻窪を通過する

中央線には平日と土休日で停車する電車が変わる駅があるので、ぜひ覚えておきましょう!

土曜日、日曜日、休日(国民の祝日など)と年末年始の一部期間は、いわゆる土休日ダイヤでの運転となります。

JR中央線では土休日ダイヤで、高円寺駅、阿佐ケ谷駅、荻窪駅を通過します。

もし引っ越しを検討している最寄り駅が、該当する3駅であればぜひ覚えておきましょう。

ただ快速が通過したとしても、新宿駅や吉祥寺駅などへ出る場合はそれほど快速と所要時間は変わらず、すごく不便といったことはありません。

7. 上りの始発駅は、武蔵小金井、立川、豊田、八王子、高尾

混雑気味の通勤時間帯などはもちろん、最寄駅に始発列車があると便利ですね。

新宿・東京駅方面の上り電車で始発電車があるのは、主に武蔵小金井駅、立川駅、豊田駅、八王子駅、高尾です。

ちなみに豊田は車庫がありますが、平日7時台の上り始発は2本だけ、8時台の始発は1本がありません。

厳密には三鷹駅や国分寺駅などにも始発がありますが、例外とも呼ばるかなり本数が少ない駅なので、最寄駅だったとしても気にしなくて大丈夫です。

朝の通勤通学時間帯では、「立川駅」と「武蔵小金井駅」からの上り始発電車は人気があります。

ちなみに三鷹駅は、総武線へ直通するJR中央・総武線各駅停車や東京メトロ東西線の始発駅となっており、他の駅と比較してもとくに利便性の高い駅となっています。

8. 通勤特快は平日上りのみ、通勤快速は平日下りのみ

朝と夜の通勤通学時間帯にだけ走る列車種別についてもチェックしておきましょう。

通勤特快
通勤特快

まず平日の朝に上り(東京行き)だけで運転されるのが「通勤特快」です。

停車駅は有料の特急(あずさ、かいじ、はちおうじ、おうめ)に次いで少なく、国分寺を出ると新宿まで止まらないのが最大の特徴。

国分寺駅で慌てて乗ってしまうと、新宿駅まで降りられないので注意が必要です。

通勤特快の停車駅:
高尾→八王子→立川→国分寺→新宿→四ツ谷→御茶ノ水→神田→東京
※平日の朝に上りだけ運転

通勤快速
通勤快速

次に、平日の夕方から夜にかけて下り(高尾行き、大月行き、河口湖行き、青梅行き)で運転される「通勤快速」です。

運転本数も多いので、利用する最寄り駅が通過駅だったとしても、途中の駅まで利用できるので覚えておくと便利です。

通勤快速の停車駅は「特快の停車駅+吉祥寺+荻窪」です。

通勤快速の停車駅:
高尾←西八王子←八王子←豊田←日野←立川←国分寺←三鷹←吉祥寺←荻窪←中野←新宿←四ツ谷←御茶ノ水←神田←東京
※平日の夕方・夜に下りだけ運転

前述の通り、三鷹駅と国分寺駅で各駅停車と待ち合わせがあり、同じホーム(向かいの番線)で乗り換えができます。

9. 中央線の終電は高尾行き、武蔵小金井行き、三鷹行きの順番

中央線に住んで、もし飲み会や残業などで終電での帰宅がありそうな場合は、終電についても知っておくと便利です。

中央線の終電は、平日でも土休日でもほぼ同じ時刻で運転されます。

行先東京駅発時刻新宿駅発時刻終着駅 到着時刻
高尾24:2024:4125:37
武蔵小金井24:2724:5025:17
三鷹24:3525:0125:21

種別はすべて「各駅停車」で、御茶ノ水~三鷹駅間はJR中央・総武線各駅停車のホームで発着します。

またJR青梅線へ直通する青梅線の終電、山梨県の大月駅まで直通する終電もあります。

行先東京駅発時刻新宿駅発時刻終着駅 到着時刻
大月(JR中央本線)23:3123:4525:10
青梅(JR青梅線)23:3723:5825:14

大月行きの終電については、JR中央線快速電車のホームで発着します。こちらは平日と土休日ダイヤで異なります。

10. 金・土・祝前日の終電には乗らない!

首都圏では他の路線にも共通していますが、金曜日、土曜日、祝前日の終電は、驚くほどの混雑になります。

混雑具合で言えば、朝の通勤通学時間帯よりも混むことがあります!

とくに混雑するのが12月の忘年会シーズンや3月などの歓送迎会シーズンの金曜日などです。

乗客が集中する高尾行きの終電は、新宿駅では乗り切ない乗客が出てしまうほどの大混雑となります。

混雑が激しいは三鷹・高尾寄りの10号車側であることも覚えておくと便利です。

また新宿駅で大混雑のまま発車すると、途中の中野駅でも乗り切れないほどの混雑になることも。

とても珍しい例外的な対応としては、高尾行き終電と武蔵小金井行き終電が、武蔵小金井駅で接続をとることがあります。先行している高尾行きが武蔵小金井で待っており、後続の武蔵小金井行きに乗っても、武蔵小金井駅で高尾行きに乗り換えができるようにする救済的な措置となります。

どうしようもない混雑時にだけ行われる例外的な対応となるので、新宿駅や中野駅ので駅アナウンスで案内されない限りは、この接続を期待するのは止めておきましょう。

中央線はグリーン車導入に向けて変わる!

ここまで東京を走るJR中央線について、知っておきたい基本的なポイントを紹介しました。

中央線ではいま、いまグリーン車の導入に向けて、各駅や車庫、車両でその準備が進められています。

現在はオレンジ帯の電車と黄色帯の電車が混在しているJR中央線ですが、グリーン車導入を前に大きく変わっていくことも予想されます。

こちらの記事では順次、変更された状況を反映していく予定です。ダイヤ改正のときにはぜひまたチェックしてみてください。

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