パパハナウモクアケア
アメリカにある世界遺産(複合遺産)、パパハナウモクアケア(Papahanaumokuakea)の観光情報。日本からの行き方、現地都市からのアクセス、地図、歴史・文化、登録の基準などを紹介しています。
[最終更新日:2020年2月19日]
基本情報
英語名 | Papahanaumokuakea |
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フランス語名 | Papahānaumokuākea |
日本語訳 | パパハナウモクアケア |
種別 | 複合遺産 |
登録年(Date of Inscription) | 2010年 |
国 | アメリカ |
州・自治領 | ハワイ |
Ref | 1326 |
どんな世界遺産?
パパハナウモクアケアは、一般的に観光では立ち入ることができない北西ハワイ諸島に位置する自然保護区。名前はハワイ語の単語を組み合わせ造語。天気が良ければハワイから日本へ向かう飛行機から美しい海や島々を観ることができる。パパハナウモクアケアについては、ハワイ島ヒロのモクパパパ・ディスカバリー・センター(Mokupāpapa Discovery Center)やオアフ島ホノルルのビショップ博物館(Bishop Museum)でも学ぶことができる。
地図・マップ
パパハナウモクアケアの位置をGoogleマップで表示しています。
この世界遺産の豆知識・ポイント
- パパハナウモクアケアは、約1900kmに渡って連なる北西ハワイ諸島に位置する
- 日本=ハワイ間の飛行機から観られることがある(とくに日本行きの機内から)
- ハワイ島ヒロの街に資料館(Mokupāpapa Discovery Center)がある
- 北西ハワイ諸島の北西側にミッドウェー島があり、空港(Henderson Field)がある
関連する項目
- 海
- 島
- サンゴ礁
行き方・アクセス
旅客便が発着する空港がないため、旅行・観光でアクセスすることはできない。
登録の基準
世界遺産リストへの登録に関して「世界遺産条約履行のための作業指針」で示される登録基準です。パパハナウモクアケアは、以下の基準に該当します。
(iii) - 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
(vi) - 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
(viii) - 生命進化の記録や、地形形成における重要な進行中の地質学的過程、あるいは重要な地形学的又は自然地理学的特徴といった、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本である。
(ix) - 陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な進行中の生態学的過程又は生物学的過程を代表する顕著な見本である。
(x) - 学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。
» 世界遺産の登録基準 | 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
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- 世界遺産の日本語表記について
- 世界遺産の正式名称は、英語とフランス語のみが登録されています。 当サイトに掲載している日本語名は、UNESCO世界遺産センターにおける表記を優先しています。